賃貸を借りるとき、気になるのがその階数。
なんとなく1階は避けておこうと考える方は多いのではないでしょうか。
しかし1階にはデメリットだけでなくメリットもあります。
今回は、賃貸で1階に住むメリットとデメリット、1階の物件を選ぶ際のポイントを解説します。
ポイントを押さえて、理想の家を見つけましょう。
□賃貸で1階に住むメリットとデメリットとは?
まずは、1階に住むメリットをご紹介します。
1. 2階以上の部屋と比べて家賃が安い
賃貸では一般的に、2階以上の部屋の方が高くなりやすい傾向にあります。
そのため、少しでも家賃を抑えたいという方は1階を選ぶと良いでしょう。
2. 好条件の部屋が見つかりやすい
1階は物件数、その種類が豊富です。
特に、専用庭やウッドデッキは1階の物件における特権とも言えます。
3. 出入りが楽にできる
1階なら、出入りにエレベーターや階段を使用する必要がないため、毎日の負担が大きく軽減されます。
荷物の搬入の負担が少なく、引っ越し費用を抑えやすいのも大きなメリットと言えるでしょう。
4. 下階に気を遣わなくてもいい
賃貸住宅で最も大きなトラブル原因となるのが騒音。
1階なら、下の階への騒音を気にする必要がなく、小さなお子様のいるご家庭でも安心です。
そんな1階のデメリットには、以下のようなものがあります。
・防犯面やセキュリティが心配
・プライバシーを守れない場合がある
・湿気が溜まりやすい
・虫が出やすい
□1階の物件を選ぶポイント
1階の物件にはメリット、デメリットが様々存在します。
ここでは1階の物件を選んで後悔しないために、3つのポイントをご紹介します。
*セキュリティ設備をチェック
1階の物件を選ぶ上で、ネックの1つになるのが防犯性への不安。
そんな不安を解消するためには、オートロックの有無や防犯カメラの台数、警備会社との提携など、防犯性を確認しておくことが大切です。
*建物構造をチェック
玄関や窓が、通行人や住人の死角になっている物件は、空き巣に侵入されるリスクが高まります。
また、ごみ捨て場や駐車場、駐輪場近くの部屋は窓を開けづらく、生活が不便になりやすいので注意しましょう。
*周辺環境をチェック
ここまで物件自体の注意点を解説しましたが、防犯に関して言えば、その土地事情も非常に重要です。
街の雰囲気や周辺の建物を観察し、治安の良くない場所は避けると良いでしょう。
□まとめ
今回は、賃貸で1階に住むメリットとデメリット、1階の物件を選ぶ際のポイントを解説しました。
様々なメリットデメリットのある1階の物件ですが、セキュリティ設備、建物構造、周辺環境を確認しておけば、不安や後悔を減らせるでしょう。
今回ご紹介したポイントを意識して、素敵な物件を見つけてくださいね。