就職や進学に伴い、一人暮らしを始める方も多いでしょう。
初めての一人暮らしで悩む方が多いのが、家賃やその他生活費など、費用面です。
そこで今回は、家賃以外の生活費と、家賃の決め方について解説します。
金銭的な不安を減らして新生活に挑みましょう。
□家賃以外の生活費にはいくらかかる?
そもそも家賃以外の生活費としては、どのようなものがあるのでしょうか。
一般的には、食費や水道光熱費、通信費などが挙げられます。
総務省統計局の調査では、全国の34歳以下の単身世帯における家賃以外の生活費平均は111,742円という結果となりました。
項目別の内訳は、以下のとおりです。
・食費 35,563円
・水道光熱費 7,648円
・家具、家事用品 4,381円
・被服及び履物代 5,338円
・病院、薬代 3,222円
・交通、通信費 18,769円
・教養娯楽 18,355円
・その他 18,466円
こちらはあくまでも平均値のため個人差はあるものの、これから一人暮らしを始める方は、参考にしてみると良いでしょう。
□おすすめ家賃の決め方をご紹介!
*おすすめ家賃の決め方
「家賃は手取り額の3分の1」という話を聞いたことのある方は多いでしょう。
確かにそれも1つの目安ではあるのですが、家賃の高い都市部で家探しを行っている場合やまだ収入があまり多くない場合には、その予算で部屋を探すのは難しい可能性があります。
そこでおすすめしたいのが、「収入(手取り額)ー家賃以外の生活費ー貯蓄=家賃」という計算式で考える方法です。
つまり、月の手取り額から家賃以外にかかる生活費を引き、さらに貯蓄したい金額を引いて、残りの金額を家賃の上限とする、という考え方です。
人それぞれお金をかけたい部分は異なるため、このような計算式で考えた方が生活の満足度は高まります。
*家賃が変動するポイント
予算内で家探しを行うために、家賃変動のポイントを知っておきましょう。
具体的には、以下のようなポイントが挙げられます。
・エリア
・沿線
・最寄駅
・最寄駅からの距離
・部屋の広さ
・築年数
・セキュリティ
□まとめ
今回は、家賃以外の生活費と、家賃の決め方について解説しました。
食費や水道光熱費、通信費などが含まれる、家賃以外の生活費平均は111,742円です。
「収入(手取り額)ー家賃以外の生活費ー貯蓄=家賃」という計算式をもとに家賃を決め、無理のない一人暮らしを実現しましょう。