生活に直結するガスコンロが故障してしまったら、誰しも焦ってしまうことでしょう。
それが、賃貸備え付けのものだった場合には、どこに連絡してどのような対応を取るべきなのか分からず、余計に悩んでしまうはずです。
そこで今回は、賃貸備え付けのガスコンロが壊れた時に確認すべきポイントと、その際の修理費負担について解説します。
□賃貸備え付けのガスコンロが壊れた時に確認すべき3つのポイント
賃貸のガスコンロが壊れてしまった際には、すぐに管理会社やガス会社に連絡を取るのではなく、まずはその状況をきちんと把握する必要があります。
そこでここでは、備え付けのガスコンロが壊れた時に確認すべき3つのポイントをご紹介します。
1.ガス臭くないか
強いガスの臭いを感じるときには、ガス漏れが発生している可能性があります。
ガス漏れは火災につながるリスクがあるので、すぐに管理会社と契約しているガス会社へ状況を伝えましょう。
2.エラーコードが出ているかどうか
ガスコンロの中には、何らかの不具合が生じたときにエラーコードが表示されるものがあります。
表示されているエラーコードによってその不具合を特定できるので、違和感があればエラーコードの有無、その内容を確認しましょう。
エラーコードが示す不具合の内容は、ガスコンロの取扱説明書やネットで調べられます。
3.点火を試みて火花が飛ぶかどうか
ガスコンロの点火つまみを操作した時に、コンロに火花が飛ばない場合は、「点火プラグの汚れ」や「本体の電池切れ」が原因の可能性があります。
一方火花が飛ぶのに火がつかない場合は、ガスの供給に問題がある可能性が高いです。
お湯が出るかどうかをチェックし、お湯が出るのにコンロに火がつかない場合には、ガスコンロの周辺にある、ガスの元栓が閉まっていないか確認をしましょう。
□賃貸備え付けのガスコンロが故障した場合の修理費負担先はどうなる?
賃貸備え付けのビルトインコンロは、大家さんが設置したものになるので、通常の使用範囲で故障した場合、大家さんの費用負担で修理してもらえます。
上記の方法でも復活しなければ大家さんに連絡してみましょう。
ただし、コンロを通常想定されていない使い方をして壊した場合や、わざと故障させた場合は、入居者負担となるので注意が必要です。
一方、前回の入居者が置いていったコンロは、大家さんが自分で取り付けたものではないので、ほとんどの場合修理してくれません。
この場合は自分で修理するか、新しいものに取り替える必要があります。
□まとめ
今回は、賃貸備え付けの ガスコンロが壊れた時に確認すべきポイントと、その際の修理費負担について解説しました。
賃貸備え付けのガスコンロが故障してしまったら、まずは今回ご紹介した以下3つのポイントを確認してみてくださいね。
・ガス臭くないか
・エラーコードが出ているかどうか
・点火を試みて火花が飛ぶかどうか