冬の寒さや夏の暑さが悩ましいと感じる方は多いはずです。
特に窓は家の中で最も外気温を感じやすい場所の一つである一方で、賃貸の場合、大掛かりな工事や改修は難しいことも。
そこで今回は、賃貸でもできる窓の断熱・遮熱対策についてご紹介します。
参考にして、快適な暮らしを実現しましょう。
□賃貸の窓に断熱や遮熱対策を施す際の2つのポイント
賃貸の窓に断熱・遮熱対策を施す場合、トラブルを防ぐために以下2つのポイントを意識してみてください。
*原状回復を意識する
賃貸物件では、退去時に部屋を入居時の状態に戻す『原状回復』の義務があります。
窓の工事や改修を行う際は、この点をしっかりと意識しましょう。
大家さんの許可なく工事を行うと、後で高額な修繕費を請求されるリスクがあります。
特に大掛かりな工事を希望する場合は、必ず事前に大家さんと相談を行いましょう。
*対策した後のトラブルに注意
窓の断熱対策を行った後も、トラブルが発生することがあります。
例えば、断熱材として緩衝材を窓に貼った結果、結露が発生してカビが生えることや、粘着テープが窓や壁紙に残ってしまうことなどが考えられます。
対策を行う際は、後でのトラブルを予防するための注意が必要です。
□賃貸におすすめ!窓の断熱・遮熱対策をご紹介
それでは、以上の2点を踏まえて、賃貸も安心してできる4つの断熱・遮熱対策をご紹介します。
1.断熱カーテンライナー
断熱カーテンライナーは、窓の内側に取り付けることで、暑さや寒さをシャットアウトしてくれるアイテムです。
取り付けも簡単で、価格も手頃です。
特にクリアタイプは、目立ちにくくおすすめです。
2.遮熱カーテン
遮熱カーテンは、窓からの熱を20~50%カットしてくれる効果があります。
特に夏の暑さを感じる高層マンションでは、その効果を実感できるでしょう。
3.ハニカムスクリーン
ハニカムスクリーンは、ハチの巣状の断面を持つスクリーンで、断熱性能が非常に高いです。
空気の断熱効果を活かして、夏の暑さや冬の寒さを軽減してくれます。
4.遮熱ロールスクリーン
遮熱ロールスクリーンは、窓の内側に取り付けることで、暑さを軽減してくれるアイテムです。
ただし、遮光機能もあるため、明るさを取り込みつつの使用は難しい点があります。
□まとめ
賃貸の窓の断熱・遮熱対策は、快適な生活を送るために重要です。
今回ご紹介した賃貸の窓に断熱や遮熱対策を施す際のポイントは以下の2つです。
・原状回復を意識する
・対策した後のトラブルに注意
上記の方法を参考にして、自分の住環境に合った方法を選び、暑さや寒さを乗り越えましょう。